「こんにちわ」って言ってみる

表現とであいの場をつくろうと、2003年、大阪の新世界で喫茶店のふりからはじめました。2008年、西成・釜ヶ崎のちいさな喫茶店に拠点をうつし、釜ヶ崎芸術大学やまちかど保健室などをひらき、2016年からゲストハウスを運営しています。

「生きることは表現」ととらえ、さまざまな人たちがであい、悩みも喧嘩も笑いもありのままに「日々人生劇場」が繰り広げられています。分野横断的な取り組みは実践も言語化することも難しいですが、どのように人生を生きるのかを意識することからはじまります。まずは「こんにちわ」って、声にします。自分自身を呼びおこすように。

ココルーム正面

であい 表現しあい 関わりあう ほがらかに

地域に根ざしながら、さまざまな人々とであい、表現とまなびあいの場作りをおこなうココルーム。暮らし、仕事、関係性のなかで、正直に生きることをお互いに大切に、そして社会と接続する仕事場として活動しています。喫茶店やゲストハウスのふりをしているのは、であいがたくさん生まれるようにと願う、わたしたちの働き方です。働くわたしたちは特別な専門性をもっていないけれど、料理をつくり、片付けや掃除をして、企画や事業を考え、事務をし、ときには他の機関と連携します。多様なであいは面倒なことも、突飛なこともよく起こります。そんなときには息を深く吐くこと。考え込んだりもするけど、ほがらかに。時にうまくいかないこともありますが、またであいなおせるといいですね。

ココルーム日々人生劇場

日々、人生劇場

催しとして告知していないのに、催しのようなことが起こっていることもあります。ときには、会場をお貸しして、催しものが開かれることも。読書会、朗読会、大音量でないライブやパフォーマンスなど。

人生劇場の予定

今後の予定はfacebookと今後の予定はカレンダーで確認できます。もしかしたら最新情報はのっていないかも。まあ日々なにか起こっていますのでぜひおこしください。

釜ヶ崎芸術大学

2012年開始。であいと学びあいを大切に、地域のさまざまな施設を会場に、どなたでも無料で(カンパ歓迎!)参加いただけます。天文学や哲学、芸術、詩、音楽、地理、ガムランなど。

まちかど保健室

2010年開始。月に一回、ココルームの玄関で、地域に暮らす人々が健康や歯のこと、心配事を気軽に相談できるよう、看護師さん、歯医者さん、歯科衛生士さんに来てもらっています。無料

山王ミニ夜回り

2008年開始。月に一回、野宿のことを考える夜回りを行っています。夕方、お茶とおむすびをつくり、ちいさなお手紙をそえて、8時ころからまわります。そのあと、すこし話し合いをします。

詩の学校

日本橋にある應典院で毎月一回、夜に開く詩のワークショップ。一回参加OK。詩作と朗読のささやかな集いです。お盆月の8月は、夕暮れに墓地に入り、墓石の影にすわり詩作し、朗読します。参加費1000円、苦しい方はご相談ください。

釜ヶ崎俳句会

2009年から不定期に開催。投句箱に入った俳句と、集まってつくった俳句を読んで、味わう会。2016年から、釜芸の俳句部として復活。

釜ヶ崎まちあるき

スタディツアーをコーディネイトします。水先案内人とともに、このまちの歴史や事情を学び、ご自身が暮らすまちを考えてみるきっかけにしてください。