のぞちゃんのcocoroomレビューは、なぜか「いもほり」

10月2日。

吉野の実家へ帰った。
目的は、ぽこぽこ(コンガ)や大量の本をcocoroomに運ぶためだったのだが、実はもうひとつ。
前日に母・みさちゃんから「芋掘りできるで」とメールがあり、楽しみにして出かけたのだった。

吉野には、昼頃に到着。
野菜たっぷりのうまい昼ごはんを食べ、小1時間ほど昼寝をした後、いざ畑へGO!
うちの畑の野菜は販売こそしていないものの、家庭菜園の枠をはるかに超えている。
父は小型の耕運機で耕しているのだ。
芋掘りといっても子供のお遊びのようなものではなく、かなりの重労働。
まずは四方八方に伸びまくった蔓を鎌でバッサバッサと刈る。
そして茎のまわりの土を大きなスコップで全身の力を込めて掘る。
あまり近くを掘ると芋を切断しちゃうので、まわりのちょっと離れたところから掘る。
それからやっと、大小さまざまな形をしたサツマイモを土の中からずぼっと引き抜く。
「うわぁー」という声が出る。楽しい。うれしい。芋掘り。いぇい。
やっぱり失敗して切断しちゃったり、モグラのかじった跡があったりするのも、またよろし。
まだまだ作業は続く。ひたすら蔓を刈り、土を掘り、芋を引っこ抜く。
刈った蔓を1箇所に集め、掘った芋を日に当てて乾かし、集めて家に持って帰る。
太陽の下、泥だらけで汗をかいた秋の午後。
ひと息ついた後は、ぽこぽこや本を車に運び込み、もうくったくた。ハラへったー。

その日の晩ごはん。
サツマイモと、とれたて野菜の天ぷら。こいも(里芋)の衣かつぎ。好物の秋刀魚。
うっまー!
日帰りのつもりが、うまい料理についつい酒がすすみ、お泊まりすることに。
吉野の夜はもう毛布が必要なくらい寒かった。
翌朝、ぽこぽこと懐かしい本と秋の大収穫物とともにcocoroomに戻った。
編集部:のぞちゃん手掘り(?)のサツマイモが、蔓付き、土付きで、cocoroomのブラケットライトにぶら下っています(10月15日現在)